春の映像フェスティバル
東京ネットームービーフェスティバルでは、WEB上で動くすべてのものを「ネットムービー」と称し、さまざまな形の「動くもの」の可能性を探求しています。ここでは、その代表的な表現方法である“Flash”を中心に、TNFスタッフ厳選のお勧めFlash動画を集めた「動くっておもしろい!」、映像表現の可能性を探るべく、新たな技術をレポートする「映像表現の新しい可能性」の2部門から、ネットムービーの原点「動く」楽しさを紹介します!
PART.1 「動くっておもしろい!」 PART.2 「映像表現の新しい可能性」

[PART.2] 観る以外の楽しみ!?
「映像表現の新しい可能性」

DRAGRI」ドラッグモーションムービー編集ソフトウェアをレポート

ネット時代に突入し、より手軽に“映像”を制作できるようになった昨今。このコーナーでは、映像クリエイターのみならず一般の人でも楽しく映像制作に携われるように、デジタル映像のあらゆる可能性を模索し、新技術を駆使したソフトにスポットを当てる。記念すべき第1回目は、NTTアドバンステクノロジ株式会社が開発した「DRAGRI(ドラグリ)」をご紹介。

●「DRAGRI」って何?
「ドラッグ」して「グリグリ」することから名付けられた「DRAGRI」は、その名の通り、マウスでつかんで動かすインタラクティブな画像が作成できる画期的なソフトである。デジタルカメラやビデオで撮った画像や映像を加工して制作するため、通常かかる時間やコストを削減できる上、時間軸に合わせてパス(線)を描写するだけで編集が可能なため誰にでも簡単に扱える点がウリだ。作成したファイルはインターネット・エクスプローラーやネットスケープ・ナビゲーターなど一般のWEBブラウザで再生。現在はJavaアプレット以外に、FLASH版も開発段階にあり、これが実現すれば、より重い画像データがスムーズに処理できるようになる。どちらにしても、ユーザーにとっては、新たなプラグインが不要なため、手軽に閲覧できるのが嬉しい。

●「DRAGRI」で何ができるの?
言葉で説明してもわかりにくいので、実際に触ってみよう。まず、画像上の矢印をマウスでつまんで動かしてみる。気に入ったところで止めたり、繰り返し観察できることがわかるだろう。こうした直感的な操作で、通常の映像に比べて被写体をよりリアルに、そしてより身近に感じる効果が得られる。たとえば、自分のゴルフのフォームをチェックしたり、家族を撮影したビデオを加工して動くアルバムを作るなど個人的な趣味分野やファミリーユースでも大活躍するはず。そのほかにも、図鑑を作って動物や昆虫の動きを観察するといった学習ツールとしての役割も期待できそうだ。また、上級者なら、タイムライン編集を使って、通常の動画や他のコンテンツと「DRAGRI」を組み合わせ、ユーザー参加型のムービーを作ることも可能だ。トライアル版をダウンロードすれば今すぐ体験できるので、ぜひ自分自身で試して、アイデアを実現してみよう。

●ドラグリは現在、どのように使われてるの?
さまざまな用途で楽しめる「DRAGRI」だが、現在のところその多くは教育関連や企業の商品説明に使われることが多いようだ。岡山情報教育センターでは、教師のための授業作りを支援するサイト内で、小学校の体育の授業で使えるデジタルコンテンツとして鉄棒運動を紹介。また、NTT東日本のホームページでは、キャラクター電報を「DRAGRI」で回転させるなどの動きを付けて、消費者にわかりやすくアピールしているので覗いてみてほしい。
取材・文●フリーライター・坊野之子

  □動作環境□
Windows Macintosh
CPU PentiumII 400MHz以上 PowerPC G3以上
HDD 4Mバイトの空き容量。
編集用には別途100Mバイト以上
グラフィック 解像度 800x600以上、16bitカラー(約6万5000色)以上
対応OS Microsoft Windows 98/NT4.0 SP5/Me/2000/XP MacOS8.6〜9.2/
MacOSX10.1以上
メモリ 64Mバイト以上 (128Mバイト推奨)
入力 映像:AVI、MPEG-1、MPEG-2、QuickTime
画像:JPEG、GIF、PNG
音声:AU(8kHz, 8Bit モノラル)
出力 Java 1.1.8 JAR、JPEG、GIF、AU
コンテンツをご覧になれるブラウザ
(Java 1.1.8をサポートするブラウザ)
Netscape4.7以上、Microsoft IE4以上
Netscape6.0以上、
Microsoft IE for Mac + MRJ 2.2.4

DRAGRIで遊ぼう! 実際にDRAGRIで遊んで、「動く」楽しさを体感しよう!
下の好きな画像をクリックすると、DRAGRIが体感できます
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