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10月28日(土)、六本木ヒルズで<東京ネットムービーフェスティバル2006>の一般部門上映会と表彰式が行なわれた。会場は昨年までの会議室的な雰囲気だった六本木アカデミーヒルズ49スカイスタジオから、テレビ朝日1Fの多目的スペース「umu」へと場を移し、アットホームな雰囲気で上映会は進行した。
まず、昨年の一般部門でグランプリに輝いた中山勇樹監督による“録音”をテーマにしたコメディ「モダンレコーディング!」が上映され、独特なセリフ回しで笑わせる彼らの世界は一気に会場の雰囲気を温めた。その後も、特別招待作品として上映された篠崎誠監督によるホラー「留守番ビデオ」や、すでに発表されていたブランドコーポレート部門の作品賞受賞作「It's your CHOICE 主人公は君だ!」などでも会場は盛り上がりを見せ、約2時間があっという間に過ぎていった。
そしていよいよ、273作品もの応募の中から、第一次審査を経て勝ち残った10作品を上映し、グランプリを決める一般部門の上映がスタートした。青春ドラマあり、アニメあり、CG満載のコメディありと、ジャンルもさまざまな10作品の上映は、約3時間にも及んだが、上映前にはそれぞれの監督が舞台上で挨拶を行ない、観客たちは自ら一票を投じる<スクリーニング・オーディエンス賞>のため、彼らの言動に真剣に耳を傾けて、作品を吟味していたようだ。
休憩をはさむと、遂に表彰式が始まった。一般部門は、ブランドコーポレート部門に引き続き発表され、まず、<スクリーニング・オーディエンス賞>を池田圭監督の「Clears」が受賞。続いて、<ネット・オーディエンス賞>にスパイシーマック監督の「ミサイル刑事」が選ばれた。また、審査委員の「日本沈没」('06)の樋口真嗣監督と「ディア・ピョンヤン」('05)の梁英姫監督による特別賞が発表され、池田圭監督の「Clears」と陣内天飛監督の「私の半径200メートル」が樋口真嗣賞に、荻野夏生監督の「Daybreak Garden」が梁英姫賞に輝き、それぞれに監督自筆の色紙が渡された。
残す2部門の発表となり、会場内は緊張した雰囲気となった。そして、<審査員特別賞>は大石勝敏監督の「ちくしょうべん」が、そして、栄えある<グランプリ>には、HAMU監督の「Sister Moonlight」が輝き、賞金の100万円と目録が授与された。浜野審査委員長は、「3回目を迎え、全体のクオリティが向上した事もあり、優秀作品に選ばれた10本は甲乙つけがたいできでした。<審査員特別賞>も<グランプリ>も樋口監督、梁監督のふたりともの支持が高かく、現役の監督が何かを感じたという点に意義があると思い、さしあげました」と受賞の理由を説明した。
最後に行なわれたi-pod nanoが当たる抽選会では、惜しくも賞を逃してしまった井上都紀監督作「Mademoiselle Audrey」に出演していたフランス人女性がたった1人の栄誉に輝くというなんとも微笑ましいフィナーレとともに約8時間に及ぶ宴は終了した。
(取材・文/ワークス・エム・ブロス 吉川泰弘) |
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<グランプリ>HAMU監督
「ありがとうございます。びっくりして何を言っていいかわからないです」
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<審査員特別賞>大石勝敏監督
「本当にありがとうございました。すごい驚いています。次の作品は行き当たりばったりじゃないようにします。親をだまして撮影した作品ですが、親にも報告しようと思います。本当にありがとうございました」
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<樋口真嗣賞>池田圭監督
「ありがとうございます。一線で活躍されている映画監督さんから賞をいただけて光栄です。ありがとうございます」
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<樋口真嗣賞>陣内天飛監督
「思いがけない賞をいただきまして、ありがとうございます。女子中学生ばかりの現場は修学旅行状態でした。だけど、子供たちに役者魂を感じましたね」
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<梁英姫賞>荻野夏生監督
「賞をいただく事ができて誠にうれしく思っております。この作品は学生時代に製作したのですが、春から社会人となり、映像製作の時間もない事から、個人で作品を作っていくのは難しいかもしれないんですけど、現在はテレビCMなども手掛けているので、テレビでお目にかかる事もあるかと思います。ありがとうございました」
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<ネット・オーディエンス賞>スパイシーマック監督
「次はもっとおもしろい作品を作るように努力します。ありがとうございました」
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<スクリーニング・オーディエンス賞>池田圭監督
「みなさんの投票のおかげでここにもう一度立つことができました。ありがとうございます」
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