東京ネットムービーフェスティバル2005
東京ネットムービーフェスティバル2005
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アップリンク・ファクトリーにて「電脳刑事まつり」の上映会が急遽決定!

2004年の特別企画「電脳刑事まつり」の劇場上映が急遽決定!これまでネット上でしか観られなかった秀作5本が、4/2(土)〜4/10(日)の9日間のみ、アップリンク・ファクトリーにて上映される。現在、前売り券の予約を受付中。この機会に、あの笑いを是非スクリーンで体感しよう!

■4月2日(土)〜4月10日(日)
場所:アップリンク・ファクトリー
時間:20:00〜
料金:1300円(1ドリンク付)
   前売り予約 1200円(1ドリンク付) factory@uplink.co.jpにて受付中
詳しくはコチラから


<「刑事まつり」製作委員会Presents 祝・TV初オンエアー! 刑事まつり祭!!>開催!

「刑事まつり」シリーズが、ついにTVで初オンエアされることとなった。スカパー!日本映画専門チャンネルにおいて、GWの4/29(金・祝)〜5/8(日)の連日深夜に、これまでの「刑事まつり」シリーズから30作品を一挙放送。これを祝して、4/3(日)に、新宿ロフトプラスワンにて、<「刑事まつり」製作委員会Presents 祝・TV初オンエアー! 刑事まつり祭!!>が行われる。監督を務めた、篠崎誠、黒沢清、佐々木浩之のほか、監督&役者の吉行由美、田中要次らがゲストとして集合。撮影の裏話から、お宝映像の上映まで、「刑事まつり」ファンにはたまらない企画が目白押し!

<「刑事まつり」製作委員会Presents 祝・TV初オンエアー! 刑事まつり祭!!>
■4月3日(日)
場所:新宿ロフトプラスワン
時間:15:00開場、16:00開演
料金:1000円 ※飲食別
ゲスト:田中要次(俳優)、吉行由実(監督・女優)、中村愛美(女優)、中原翔子(女優)、篠崎誠(監督)、黒沢清(監督)、佐々木浩久(監督)、ほか豪華飛び入りゲストを多数予定
詳しくはコチラから

<スカパー!日本映画専門チャンネル「刑事まつり」一挙放送>
■4月29日(金・祝)〜5月8日(日) 連日深夜より放送
シリーズ第1弾「刑事まつり」(2003)
シリーズ第2弾「帰ってきた刑事まつり」(2003)
シリーズ第3弾「最も危険な刑事まつり」(2003)
シリーズ第4弾「新 刑事まつり 一発大逆転」(2003)
シリーズ第5弾「悪魔の刑事まつり」(2004)
「刑事まつり」予告篇大全集
詳しくはコチラから


シリーズ最新作「新人(ルーキー)刑事まつり」が、アテネ・フランセ文化センターにて上映決定!

「刑事まつり」シリーズの最新作がついに登場。その名も「新人(ルーキー)刑事まつり」。今回は、まだ長編劇場公開映画を手掛けていない新鋭の新人監督7名が、例の「掟」に挑む!他にも、描写やテーマの過激さゆえに上映が難しい作品ばかりを集めた「放送禁止刑事まつり」、篠崎誠監督の2本の「刑事まつり」作品の完全版「一人刑事まつり」の上映も決定。この特別企画の数々を見逃すな!

「新人刑事まつり」&「悪魔の刑事まつり」(2004)
日時:4月19日(火)〜22日(金) 17:00〜「悪魔の刑事まつり」 19:00〜「新人刑事まつり」
    4月23日(土) 13:00〜「新人刑事まつり」上映 14:10〜「新人刑事まつり」監督7人衆によるトークショー
料金:一般=前売り900円 当日1000円 アテネ・フランセ文化センター会員600円(当日券のみ)*前売り券はアテネ・フランセ文化センター窓口でお求め下さい。(4月18日まで販売)
アテネ・フランセ文化センター>>http://www.athenee.net/culturalcenter/

『新人刑事まつり』(2005)約70分
「伊達ハリー」 浦井崇監督
「刑事たちの午後」 奥田真一監督
「女エアー・コップ」 酒得ごうわく監督
「世にも奇妙な刑事」 坂元鬼啓二監督
「堕落刑事」 継田淳監督
「おなら刑事」 保坂大輔監督
「第未定」 真利子哲也監督

「放送禁止刑事まつり」&「一人刑事まつり」
日時:4月23日(土) 15:30〜「放送禁止刑事まつり」 17:00〜「一人刑事まつり」+篠崎誠監督他トークショー
料金:一般=前売り1200円 当日1300円 アテネ・フランセ文化センター会員1000 円(当日券のみ)*前売り券はアテネ・フランセ文化センター窓口でお求め下さい。(4月18日まで販売)

『放送禁止刑事まつり』60分
「アメリカ刑事」(2003) 高橋洋監督
「背徳美汁刑事」(2003) 本田隆一監督
「特殊刑事」(2003) 西山洋市監督
「ぱいぱん刑事」(2003) 新藤風監督
「実録DV刑事」(2003) 山田広野監督
「アトピー刑事」(2003) 井口昇監督

『一人刑事まつり』約70分 篠崎誠監督
「霊感のない刑事(全長版)」(2005) 出演:嶋田久作 岡元夕紀子ほか
「忘れられぬ刑事たち(最終版)」(2005) 出演:塩見三省 嶋田久作 大森南朋ほか


2005年度、一般部門募集開始!

東京ネットムービーフェスティバルは、20分以内のネットムービーに焦点を当てた国際映像コンペティションです。ブロードバンドの普及に伴い、国内外の映像クリエイター作品を発表する場や環境を提供していくことで、新しい映像作品やクリエイターの才能が世に出るための支援を行っていきます。新しい映像文化の発展の一翼を担うコンペティションとして広く作品を募集します。以下の「2005年度応募要項」をよくお読みください。


2005年度応募要項

応募資格

国籍、年齢、職業等を問いません。

募集期間

2004年12月15日(水)〜2005年5月31日(火) ※当日必着

出品条件

20分以内の映像作品を募集対象とします。
作品のジャンル(ドラマ、ドキュメンタリー、アニメーション、CG、FLASHアニメーション、インタラクティブ・ムービー等)は問いません。あなたの考える「ドラマ性」のある作品をご応募ください。
応募作品の著作権は出品者本人(製作者もしくは監督)に帰属していることを条件とします。
出品作品は2004年1月以降に制作されたものとします。
作品の発表、未発表は問いません。ただし、2005年5月31日の時点で受賞(入賞)歴のある作品は除きます。
(様々な映画祭や上映会がありますので、不明な場合はお問い合わせください)

応募作品の権利は、出品者本人に帰属します。ただし、予備審査を通過した作品については、東京ネットムービーフェスティバル実行委員会は開催期間中に無償で上映するほか、インターネットや携帯電話で配信し、または配信できる状態におくことができるものとします。
また全応募作品は、東京ネットムービーフェスティバル実行委員会が行なう事業のそれにともなうプロモーションのために、無償で作品の一部もしくは全部を上映・複製・配布・公衆送信できるものとします。

作品中に第三者が権利を有する著作物を使用している場合は、出品者自身が関係著作権者・団体にその許可を得てください。著作物の使用が許可されていない作品は、公開できない可能性もあります。
また、作品についてクレームや紛争が起きた場合に実行委員会が蒙った損害は、出品者が負担するものとします。

日本語、または英語以外の言語を使用する場合は英語の、スクリプト(セリフが書かれた脚本)を用意してください。
応募約款に不履行が生じた場合や、後日出品等において偽りが生じた場合の入賞は取り消されます。


選考方法(若干の変更の可能性がございますのであらかじめご了承ください)

予備審査、予選、本選を経て各賞を決定します。なお、審査員構成については、決定次第、順次、東京ネットムービーフェスティバルウェブサイト上にて公開します。
各選考の結果に関するお知らせは、通過者のみに電話もしくはメールにて個別にご連絡いたします。また、ウェブサイト上においても順次公表します。
  なお、不通過の理由に関するお問い合わせには一切応じられませんのでご了承ください。


作品部門各賞(若干の変更の可能性がございますのであらかじめご了承ください)

【一般(自由テーマ)部門】

ネットムービーグランプリ
 …審査員審査と、サイト上における一般からのインターネット投票により決定します。
1) 賞金100万円
2) 受賞作は、東京国際映画祭会場にて、上映
3) 次回作(2006年10月開催の東京ネットムービーフェスティバル2006で発表)の制作支援

ネット・オーディエンス賞
 …サイト上における一般からのインターネット投票により決定します。

スクリーニング・オーディエンス賞
 …10月末(予定)に行われる上映会での観客投票により決定します。

審査員特別賞
 …審査員に将来性を高く評価された作品に贈られます。

予選を通過し、ウェブ上で配信された作品は、東京ネットムービーフェスティバル入選作品とします。


応募方法

応募にあたっては、別添の応募約款の内容をよくお読みいただき、ご同意の上、署名捺印をしてご応募ください。規定の応募フォームに必要事項を記入・登録の上、以下のものを下記応募締切までに郵送してください。応募約款(PDF形式)はこちらよりダウンロードください。
プリントアウトをして応募される方は応募約款+応募用紙(PDF形式)をこちらよりダウンロードしてください。


応募方法は2通りあります。
A. 応募フォームから応募

応募フォームページへ
日本語  /  English

必要事項を登録
(※記入漏れのないようご注意ください)

ID番号返信

登録完了。
(※応募約款には必ずIDをご記入ください)
B. プリントアウトして応募

応募用紙(PDF形式)をこちらより
ダウンロードしてください。

プリントアウト

必要事項を記入
(※記入漏れのないようご注意ください)

応募約款(署名捺印済み)、下記提出物と一緒にご郵送ください。

必要提出書類

(1) 応募約款 ※必ず署名捺印をしてください。応募フォームページから登録された方 (A) はIDもご記入ください。
(2) 応募用紙 ※プリントアウトした方 (B) のみ。
(3) 完成作品1点 ※MINI DV、DVCAM、DVD、Hi8、ベータカム、CD-R、MPEG2など。(ビデオ信号方式はNTSCに限ります)
(4) VHS ※コピーしたサンプル
(5) 作品スチル ※写真スライド・紙焼きプリント、JPEGフォーマット(300DPI以上の高画質)データなど。
(6) 監督スチル ※写真スライド・紙焼きプリント、JPEGフォーマット(300DPI以上の高画質)データなど。
(7) 使用楽曲リスト ※作曲家、作詞家、演奏家その他の実演家が音楽著作権協会(JASRAC 等)に関連している場合。

上記のものが具備されない場合、失格になる可能性があります。
応募本数に制限はございませんが、1作品につきそれぞれビデオ(VHS)1本、応募フォーム1枚、応募約款1枚をご用意の上、応募してください。
英語、日本語以外の外国語入選作につきましては、英語の字幕をつけていただきます。
上記応募資料・テープは当映像祭の記録として東京ネットムービーフェスティバル実行委員会で保管し、上記提出物は、一切返却いたしません。
万一に事態にに備えて、マスターでの応募は絶対にご遠慮ください。

作品及び提出物の取扱いには十分に注意を払いますが、不測の事故による損傷等については責任を負いかねますので、あらかじめ御了承ください。

締切:2005年5月31日(火) ※当日必着
応募先:〒113-0033 東京都文京区本郷5-24-5 角川本郷ビル
    東京ネットムービーフェスティバル事務局
問い合わせ先:info@netmovie-fes.jp
(電話によるお問い合わせにはお答えできません)

授賞式レポート

グランプリ作品「できちゃった結婚」の影の主役(?)が来場!
鶴田真由賞など特別賞が急遽決定! ハプニングいっぱいの授賞式


 <東京ネットフェスティバル2004>の一般部門上映会と表彰式が、10月31日(日)に六本木アカデミーヒルズで行われた。応募総数293本の中から選び抜かれた優秀賞10本が、グランプリのノミネート作品として上映される。優秀賞の授与とともに、各監督たちからの挨拶があり、彼らも一緒に見守るなか上映が始められた。
 
 今回は、ネットでの得票によって決められる<ネット・オーディエンス賞>のほかに、表彰式に参加した観客の人たちの評価で賞が決まる<スクリーニング・オーディエンス賞>も設定されているため、作品を真剣に観入っている様子である。
 
 上映は、休憩を10分間はさみ2時間強、その後、各賞の表彰を迎えることに。先ほどの<スクリーニング・オーディエンス賞>には、トップバッターであったhinotori監督の1分30秒のアニメ「BIOTRICK」が受賞。続いて<ネット・オーディエンス賞>は、新垣義弘監督の「だるまさんがころんだ」が受賞する。その後、審査委員の鶴田真由氏、中島信也氏が「どうしても個人的に何か賞を与えたい」ということで、鶴田真由賞、中島信也賞という特別賞が追加され、そのハプニング的な賞の発表と、受賞者の微笑ましいコメントに会場全体が和んだ雰囲気に包まれた。
 
 表彰式もいよいよ佳境に入り、審査員特別賞として、<スクリーニング・オーディエンス賞>とダブル受賞となった新垣義弘監督の「だるまさんがころんだ」が選ばれた。そして、栄えあるグランプリには、越坂康史監督の「できちゃった結婚」が輝くことに。中島信也審査員からは「グランプリ決定はかなり難航しました。ただ、「ネットムービーとは?」という意味を、審査員みんなで考え、やはり自分自身のことを表現していくということがネットらしさではないだろうか、と考えました。そういう意味でこの作品ほど自分をさらけ出している作品はないと思います」と受賞の理由を説明。上映中の観客たちの反応も上々で、審査委員・観客ともに納得の受賞であったのではなかろうか。また、表彰式では、影の主役(?)である娘さん(既に5歳の少女!)も登場。作品を鑑賞した人たち全員が、彼女とお父さんである越坂監督に温かい拍手をもってグランプリを祝した。
 
 最後に審査員からの総括のコメントをもって第一回東京ネットムービーフェスティバルは終了。監督たちの記念撮影及び、退場の際に送られた力強い拍手は、今回、記念すべき第一回目に参加できた観客たちの誇りにも似た喜びと、また未来の巨匠・名匠たちに贈られる期待の拍手であったように思えた。



<グランプリ>

越坂康史監督「できちゃった結婚」

【監督受賞コメント】 最初は景気が悪くてドラマがつくれなくなって撮りました。よく上映会をするとどこまで本当なのかと聞かれますが、実話です。いろいろな映像フェスティバルに参加させていただいているんですが、賞金は初めてもらいました(笑)。今回の作品に深く関係のある娘が来ています。(娘さんを壇上へ)娘は5歳になりました。自分の心の整理が必要で上映に5年もかかってしまいました。続編もあるので機会があれば観て下さい。作品を見る


<審査員特別賞>

新垣善広監督(「だるまさんがころんだ」)

【監督受賞コメント】 一番肩の力を抜いて撮った作品だと思います。沖縄、自分の住んでいる島を改めて再確認できたかなと。それをみなさんに観ていただいて、それが通じたのかなと思います。本当にありがとうございます。作品を見る


<中島信也賞>

東海林宏監督「境界線についての三つの話」

【監督受賞コメント】 わたし自身、中島さんのファンです(笑)。なにか自分の子供に残していける、そのとき自分が考えていたことを伝えられるといいなと思って、作品にしました。暴力的な描写がありますが、それが目的ではありません。ブラックなところと人間的な部分はうまく融合する部分があると思っていましたので、そこを今回評価していただいき、すごくうれしいです。作品を見る


<鶴田真由賞>

塩田悠地監督「終の世界」

【監督受賞コメント】 この作品は大学の卒業制作として制作したもので、勢いでつくってしまいました。僕は名古屋からやって来たんですけど、今回は、鶴田真由さんが審査員として参加されると聞き、会えるから嬉しいなぁと思っていましたが、(受賞できて)一番接近できたんでよかったと思います。ありがとうございます。作品を見る


<ネット・オーディエンス賞>

新垣善広監督(「だるまさんがころんだ」)

【監督受賞コメント】 いままで沖縄で自主制作を撮ってたんですが、これまでローカル色がなるべく出ない作品ばかり撮っていました。地域の色をなるべく出さない、どこにでも通じる画で撮ってきたんですが、今回は沖縄を舞台に沖縄映画を撮りました。いつも何か新しい試みをしていますが、そういう意味で今回も新しい試みとなりました。どうもありがとうございます。作品を見る


<スクリーニング・オーディエンス賞>

hinotori監督(「BIOTRICK」)

【監督受賞コメント】 CGの仕事をしていて、初めてつくった作品が「BIOTRICK」です。狙いとしては、誰が観ても分かりやすくて短くてあきない。その点が評価されたのかなと思います。一番最初の上映だったので、ドキドキしてました。予想もしていなかったので、嬉しかったです。ありがとうございます。作品を見る


<ブランド・コーポレート部門 特別賞>

BMW Group「BMWFILMS.COM」

ガイ・リッチーやウォン・カーウァイなど、世界的に有名な監督を起用し撮影された作品はクオリティーの高さも然ることながら、インターネットでの「ネットムービー」が広告として機能することを実証、既存概念を打ち破る一作として話題を呼んだ。また、2002年にはカンヌ国際広告祭でサイバー部門グランプリに輝くなど、ネットムービー発展の草分け的存在として世界が認めたBMW Group の「BMWFILMS.COM」に贈られた。
 

<審査員最終コメント>

浜野保樹
第1回のネットムービーに参加できて光栄です。実は世界中にいろんな映画賞がありますが、後年に名前が出てくる作品は第1回目のものなんですね。あのアカデミー賞でもたった4分くらいの授賞式でした。最初はそういうもので、この東京ネットムービーフェスティバルをどう発展させていくのかは、優秀賞に選ばれた10名の今後の活躍にもあると思います。この賞に選ばれたことを誇りに、そして観客のみなさんもここにいて審査に参加し、同じ時間を共有できたことを光栄に思ってください。
 

中島信也

この10本全てにおめでとうございます、と言いたいです。僕はいつも人に感動を与えるということは人間を描くことだと思っています。みなさん、今後も頑張ってください。僕も頑張っていきます(笑)。
 
鶴田真由

こういうお仕事をさせていただくのは初めてです。作品を観てどんな人が作ったんだろうと想像して、そして授賞式でお会いできました。そういう流れが楽しいですね。
 
重信裕之

第1回目ということなので、映画祭事務局の人たちが本当に苦労しながら作られていました。その人たちの力で受賞者みなさんの作品がここで上映されたということを心の片隅にでも覚えておいてください。
 
 

壇上からあふれるほどのゲストと熱狂的なファンが大集合!
アットホームに盛り上がった<電脳刑事まつり>プレミア上映会

 東京ネットムービーフェスティバル2004の特別企画としてネットのみで配信されていた、人気シリーズ最新作<電脳刑事まつり>のプレミア上映会が実施された。今回だけのスクリーン上映ということで、監督や出演者、そしてシリーズの根強いファンたちも駆け付け、同フェスティバルの締めにふさわしい、賑やかなイベントとなった。

 最初に<刑事まつり>立案者の篠崎誠監督が壇上へ上がったのだが、自分の挨拶もそこそこにほかの監督たちへバトンタッチ。仕事の都合で来れない津田寛治監督の代役の須賀貴匡と杉山彦々をはじめ、手塚眞監督、万田邦敏監督、田中要次監督と続々と舞台上に並ぶ豪華な顔ぶれに、観客たちも大満足。しかも津田寛治監督からはビデオコメントも用意されてあり、ファンからはうれしい悲鳴が上がっていた。
 
 会場内には各作品の出演者が大勢来場していて、篠崎監督が「みなさん、前に出て来てください」と呼びかけると、舞台に上がりきれないほどのゲストが集合。<刑事まつり>シリーズで1、2を争う最多出演を誇る諏訪太朗(今回も「デカ節」と「霊感のない刑事」に出演)や、「演技は出来ないですけど、人を殴るキャリアなら30年です」と言う格闘家の新宿鮫ほかバラエティ豊かな顔ぶれが揃い、これから上映される作品の多彩さを物語っているようであった。

 最後に篠崎誠監督の「<刑事まつり>も第6弾で52作品まできましたが、まだまだ人間の煩悩の数108まではつくりたい。来年くらいにはできるかなぁ」というビックリ発言に観客たちもヒートアップ。興奮も冷めやらぬまま、映画の上映に突入した。


2004年度「一般部門」最終審査員


審査委員長
浜野保樹(東京大学大学院教授)
1951年、兵庫県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。'80年、国際基督教大学大学院博士後期過程単位取得退学。新潟大学教育学部、メディア教育開発センターを経て、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。工学博士。メディア専攻。コンテンツ産業や制作に関する研究開発に従事する。主な著書は「表現のビジネス」「東京の忘れもの 黒澤映画の美術監督が描いた昭和」「メディアの世紀」「キューブリック・ミステリー」。(財)黒澤明文化振興財団理事、(財)徳間記念アニメーション文化財団評議員、デジタルコンテンツ白書委員会委員長、AMDアワード審査委員長、デジタルコンテンツ・グランプリ審査委員、文化庁メディア芸術祭運営委員、日本映画テレビ技術大賞審査委員などを務めている。


中島信也(CMディレクター)
1959年、福岡県生まれ。'82年、東北新社入社。翌年、CM演出家としてデビュー。その後、全日本CM放送連盟賞ACC賞受賞の「アリナミンV・シュワちゃん」('92)、カンヌ国際CMフェスティバルでグランプリほかに輝いた「日清カップヌードル“hungry”」('93〜'96)、ACC賞グランプリの「サントリー燃焼系アミノ式」('03)など斬新な傑作CMを多数発表。多摩美術大学教授、武蔵野美術大学非常勤講師として、後進の指導にも精力的に当っている。


鶴田真由(女優)
1970年、神奈川県生まれ。'90年、ドラマ「あぶない少年 II 」でデビュー。'93年の映画『卒業旅行 ニホンから来ました』で本格的に女優の活動を開始する。以後、日本アカデミー賞優秀助演女優賞に輝いた映画『きけ、わだつみの声』('95)、『梟の城』('99)、NHK大河ドラマ「花の乱」('94)「徳川慶喜」('98)、ドラマ「つぐみへ」('00)「サトラレ」('02)など数多くの映画、ドラマ、CMで幅広く活躍。今年の初めに公開された映画『半落ち』での熱演も記憶に新しい。

重信裕之(東京Walker編集長)

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